大切な友達が病と戦っている。私が日々淡々と時間を過ぎていく中で、彼は今この瞬間も辛い治療と戦っているのだと思っても、結局彼の抱えてるもののでかさを、私は何もリアルに感じる事なく日々を過ごしています。私は願う事しかできないし、辛さを共感する事も和らげる事もできない。無力すら感じますが、結局無力なのもあたりまえなのです。彼のお母さんが、解らない事に立ち向かうよりも、解っている事に立ち向かっていきたい(友達と共有してきたものや彼が経験してきた事)その言葉が悲観的になってしまう考え方を、前向きに強い意思に変える、そうさせてくれるお母さんがすごいなって思った。彼のお母さんや友達の彼に対する想いがすっごいでかいんだなと思って、そんな彼を誇りに思った。私ももっともっと人を想う人間でいたいなって思う。毎日が淡々と過ぎてしまうのではなくて、鮮明に頭の中に記していきたい、でも私は記憶力が良いわけではない、だからこそもっと今生きている現状を写真に記録しなくちゃならないのだ。気付いていても向き合いたくない事に、彼を見て私も向き合わなくちゃいけないんだと思った。それに気付かせてくれる友達に感謝したい。